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コラム

COLUMN
                 
2023.02.10
各業界の廃棄物処理

原状回復・スケルトン工事の廃棄物処理方法

近年、新型コロナウイルス流行の影響もあり、店舗の閉店や移転が増えてきています。その際、貸主に「原状回復工事」や「スケルトン工事」の依頼をされ、どのように進めていけばいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は原状回復工事・スケルトン工事とはどのような工事なのか、またこの2つの工事を行った際に出る産業廃棄物の処分方法について、詳しくご紹介いたします。

原状回復工事・スケルトン工事にはどんな違いがあるの?

原状回復工事・スケルトン工事の2つは似ているようで大きな違いがあります。どのような違いがあるのか、この項目で詳しくご紹介いたします。

原状回復工事とは?

「原状回復工事」とは、賃貸契約が終了し、退去する物件を明け渡す前に、入居前の状態に戻す工事を指します。契約内容によって変わってきますが、基本的には以下のような作業を行う必要があります。

※テナントの都合で追加した間仕切りや給排水などの設備の撤去
※使用中に不注意ででた傷や汚れの修繕

なぜ原状回復工事を行う必要があるかというと、借主によって部屋の使い方が大きく異なるためです。
最初の借主が使いやすいと思っていた部屋のカスタマイズも、次の借主には使いにくいということも多くあります。
そのため、次の貸主に貸すときにカスタマイズしやすいよう、フラットな状態に戻しておく必要があるのです。

スケルトン工事とは?

「スケルトン工事」とは、建物の骨組みを残して全てを解体する工事です。建物全てを解体せず、建物を支える役割を持つ梁や柱といった骨組みは残します。
それ以外の壁や天井、床、設備、水道配管、電気配線まで全て解体・撤去を行い「スケルトン(骨組み)」という名の通り、建物の骨組みだけの状態にします。
スケルトン工事は、内装や設備等を全て新しく取り替えたい場合に行います。間取りや部屋のレイアウト、デザインまで自由に設計できるのが強みです。
動線や設備を思い描いた通りに配置できるのは、借主にとっては大きなメリットといえるでしょう。

原状回復工事・スケルトン工事で出た産業廃棄物処理方法は?

原状回復工事・スケルトン工事では産業廃棄物が大量に出ます。その処分は基本的に業者に依頼し、引き取ってもらうことになりますが、どのような業者と処分方法があるのでしょうか。わかりやすく解説いたします。

原状回復専門業者に依頼する

原状回復の専門業者は、工事と共に産業廃棄物を回収してくれます。原状回復から産業廃棄物処理まで一括で終わらせられるのが大きな特徴です。
費用面においても原状回復とのセット料金となっていることが多く、総合的な面で見ると安価で済むように設定されています。しかし、原状回復の専門業者は悪質な業者も多く、業者の見極めは慎重に行う必要があるでしょう。

不用品買取業者に買取を依頼した後、産業廃棄物処理業者に依頼する

買取業者は、産業廃棄物の処理をする前に、原状回復で出た設備機器や家具を事前に買い取ってもらい収益にすることが可能です。
産業廃棄物を事前に減らす目的も含めて、買取業者に設備機器や家具等の買取を依頼すると、産業廃棄物の量も減り経済的な負担も軽減します。依頼する際には、契約書をしっかり交わし、トラブルのないようにするといいでしょう。

産業廃棄物処理業者に依頼する

最もお勧めなのが、産業廃棄物処理の専門業者に依頼することです。産業廃棄物処理に特化しており、安全かつ適切に産業廃棄物を処分してくれます。
また、収集や運搬の体制が整っているのでフォローが非常に手厚く、素早い対応をしてくれます。早朝や深夜、土日祝日でも対応してくれるのは嬉しいポイントです。
最後に、産業廃棄物の不法投棄や不適切な処分は法律違反となり罰則が科せられます。しっかりと業者の処理の流れについて事前に確認し、マニフェストを作成した上で依頼することをお勧めいたします。

優良な産業廃棄物処理業者を選ぶポイントは?

原状回復工事・スケルトン工事で出る産業廃棄物はかなりの量になることが多いため、できるだけ優良かつ良心的な産業廃棄物処理業者を選びたいですね。ここでは、優良な産業廃棄物処理業者を選ぶポイントについてご紹介いたします。

産業廃棄物収集運搬許可証を所持しているか

他社の産業廃棄物を処理する場合には「産業廃棄物収集運搬許可証」が必要となります。この許可証を持たずに産業廃棄物を運搬・処理することは法律違反となります。
そのため、産業廃棄物収集運搬許可証を所持せず産業廃棄物の処理をしている業者は、少し危険度が高いと見た方がいいでしょう。他の産業廃棄物処理業者と提携している場合もありますが、その際にはしっかりとした説明を求め、適切な処分が可能であるかどうかを確認しておきましょう。
また、許可証を持っていない業者は、統計的に不法投棄を行っている可能性も高くなっています。不法投棄は、それを行った業者だけではなく、依頼主にも責任があるとされてしまうため、注意が必要です。
ホームページ等で、産業廃棄物収集運搬許可証を所持しているかどうかあらかじめチェックしておきましょう。

産業廃棄物処理の実績は十分か

産業廃棄物処理の実績がしっかりあるかどうかも確認しておくと安心です。実績がある業者は信頼でき信用性も高いため、見積もりから産業廃棄物処分完了まで、しっかりと丁寧にサポートしてくれます。
裏を返せば、実績がないのは悪質業者または事業を始めたばかりの業者の可能性があり、トラブルの要因になることも多くあります。ホームページ等で評価を確認し、情報収集をしっかり行ってから業者を選ぶようにするのがお勧めです。

価格設定は最適か

産業廃棄物処理業者の処理価格は業者によって大きく異なりますが、ある程度の「相場」は決まっています。あまりにも相場からかけ離れている価格を設定している業者には注意が必要です。特に安すぎる場合には、適切に処理をしていない、別のプランで追加料金を請求しようとしている等、悪質業者の可能性があるため、見合わせた方がいいでしょう。適切な価格になっているかどうかは、複数社から見積もりを取って確認する「相見積もり」が便利です。

原状回復・スケルトン工事で排出された産業廃棄物は、ぜひ近畿エコロサービスにご依頼下さい!

弊社近畿エコロサービスは、創業半世紀以上、年間数万県の実績を持ち、多くの自治体・官公庁様・企業様・個人の方等数多くのお客様とお取引させていただいております。
長年の経験をもとに、お客様に合った最高のサービスを提供できるよう日々教育・精進しております。
また、適正な業界トップクラスの低料金で回収していることも、弊社の強みです。弊社は廃棄物収集運搬業だけではなく、廃棄物処分業許可も所持しております。そのため、産業廃棄物の収集運搬から処理まで一貫して行うことができるため、コストの削減が可能です。
原状回復・スケルトン工事で排出された産業廃棄物は、ぜひ近畿エコロサービスにご依頼下さい

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