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コラム

COLUMN
                 
2024.06.08
各業界の廃棄物処理

石膏像・美術品の処分は粗大ごみ?産業廃棄物?正しい処分方法

「石膏像」や「美術品」という言葉はよく聞きますが、改めて具体的な定義は…といわれるとよくわからない、という方も多くいらっしゃいます。特に品物を見たり思い浮かべた際に「あれは美術品に該当するのか?」と悩んでしまうケースもあるようです。

そのような石膏像や美術品と考えられるものを「もう飾ることがない」「破損してしまって処分するしかない」となった場合、どのように処分すればいいのでしょうか。ここでは石膏像・美術品の基準や処分方法について詳しくご紹介いたします。

石膏像・美術品とは?その基準について解説

基本的には「文化的財産」であることを示すのが「石膏像」「美術品」と呼ばれる言葉ですが、非常に多様な種類と基準、考え方があります。一般的にはどのような基準で分類されているのか、詳細についてご紹介いたします。

美術品

美術品の基準に明確なものはなく、主に「鑑賞用の目的で作られている作品」の総称を美術品と呼びます。美術品というと絵画や壺等をイメージする方も多くいらっしゃいますが、鑑賞用の目的で作られた作品であれば、ほぼ全てが美術品という分類になります。

また「美術品であれば必ず価値が付く」というものではなく、趣味で作ったものや状態によっては価値がつきません。

美術品の基準は、作者がどのような意図で作ったのかによって変わってくるものの、鑑賞向けの作品であれば美術品となります。

石膏像

美術品の一種に該当し、古代彫刻やルネサンス彫刻等の複製に用いられます。昨今のように図版や映像で美術品を簡単に閲覧できない時代に、石膏像はデッサンや考古学の資料として、また美術館の展示物として重要な役割を果たしていました。

主にデッサンは日本の多くの入試課題として取り入れられ「全体感」「形態」「明暗」「量感」「動勢」等の総合的なデッサン力を見るために用いられてきました。

しかし、近代美学がオリジナリティを重視するようになり、その思想が浸透していくと、各国の美術館はそれまで展示していた石膏像を撤去するようになり、石膏デッサンも廃止の方向に向かいました。

現在では石膏像のみを販売する専門店があり、愛好家によって大切に守られています。

美術品と骨董品の違いは?

美術品と骨董品の違いは、作品が作られた時期と価値が関係してきます。

骨董品とは、古い時代に作られた作品で、歴史や時代的な価値があるもの、有名な作者が作った希少価値が高いものを指します。

また、骨董品の1つの基準として、1934年にアメリカで制定された通商関税法により「100年以上経過した美術・工芸・手工芸品である」と定義されているものの、日本では数十年前のものでも骨董品として扱われています。

総括すると骨董品は美術品の一部に含まれ、作られた時期が古く、価値の高いものが分類されています。

石膏像・美術品を処分する方法3選

石膏像・美術品を個人で処分する場合にはどのような方法があるのでしょうか。ここでは、美術品を処分する正しい方法について、3つご紹介いたします。

自治体の一般ごみとして処分する

石膏像・美術品を、自治体の一般ゴミとして処分する方法があります。ただし、ごみステーション(ごみ収集場)に出せる状態にするため、必ず分解や解体を行って、自治体に回収してもらいましょう。

自治体により、ごみの収集方法は様々です。大阪市であれば、スマートフォンで使える「ごみ分別アプリ」がありますので、その指示に従って回収してもらいましょう。絵画等であれば、原則として燃えるごみで問題ありません。

石膏像や壺、置物といった陶器製品の場合は、「割れもの」として出します。各自治体のサイトで品目収集区分よりご確認ください。

自治体の粗大ごみとして処分する

大きさがあり、解体が困難な石膏像・美術品は「粗大ごみ」として自治体に回収してもらうこともできます。巨大なキャンバスを使用した絵画や、時計等家具と工芸が一体化したものに関しては、粗大ごみに当たる大きさをしている場合もあるため注意が必要です。

例えば、大阪市では、令和6年3月1日から、インターネット申し込みを行うとクレジットカードやPayPayを使ったキャッシュレス決済ができるようになり、より便利になりました。もちろん、従来通りコンビニエンスストア等でシールを購入し、貼り付けることも可能です。

キャッシュレス決済で手続きをした場合は、受付番号を紙に書いて、粗大ごみの見えやすい位置にしっかりと貼り付けて出して下さい。

参考:大阪市粗大ゴミの申し込み方法

自治体によって異なりますので、ぜひ各自治体のサイトで粗大ゴミの処分方法を確認してください。

不用品回収業者に処分を依頼する

ごみステーションに出すのが難しい、仕事等で時間が取れず粗大ごみの日に時間を合わせられないといった場合には、不用品回収業者に処分を依頼するという方法がお勧めです。石膏像や美術品の処分依頼ができる業者は複数ありますので、どの業者が適しているか、ホームページ等で十分調べた上で選ぶようにするとトラブルなく取引ができます。

特に遺品整理等で大量の美術品や骨董品、石膏像等と合わせて他の不用品を処分する必要がある時等は、不用品回収業者を利用すると非常に便利です。分別する必要がなく、まとめて回収から処分まで行ってくれるので効率的です。ぜひご利用を検討してみて下さい。

石膏像・美術品の処分承ります!近畿エコロサービスにご連絡下さい

重くて幅を取り、処分が難しい石膏像・美術品でお悩みでしたら、ぜひ近畿エコロサービスにご連絡下さい。

弊社は創業半世紀以上、年間数万件の実績を持ち、廃棄物収集運搬業のみならず、廃棄物処分業許可を所持しております。そのため、弊社で廃棄物の収集運搬から処理を一貫して行うことができるため、コストの削減が可能です。

また、弊社では廃棄物の「お持ち込み」をお勧めしております。お客様が弊社に廃棄物を搬入される場合、弊社が収集運搬をしない分、さらに料金をお安くすることが可能です。搬入された廃棄物は弊社のトラックスケールで重量を、または弊社社員が立米(立法メートル・㎥)単位で計測いたしますので明朗会計です。重い石膏像や美術品の荷下ろしは弊社社員が行いますので、どうぞお気軽にお越し下さい。

石膏像・美術品の処分を承ります!近畿エコロサービスにご連絡下さい。

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