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大阪の不用品回収・粗大ごみ・産業廃棄物処理なら近畿エコロサービス株式会社

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コラム

COLUMN
                 
2021.12.20
各業界の廃棄物処理

産業廃棄物処理の単価はKg?㎥?相場価格と費用を抑えるポイント

産業廃棄物の処理において、費用は欠かせないポイントです。できるだけ安価に、適正に引き取ってもらうことが「正しい処理」の第一歩といえるでしょう。
そこで、今回は産業廃棄物処理の単価についての簡単な説明と、気になる相場価格、さらには費用を抑えるポイントについて、詳しくご紹介いたします。

産業廃棄物処理の単価は品目によって㎥、kg(t)に換算される

産業廃棄物処理の際に必要となるのが「単価」です。単価は㎥やkg(t)に換算され、費用が算出されます。
廃棄物処理法では、記載する数量に関して単位は定められていません。そのため、コンテナなどで使われる㎥、個、台、袋がよく使われ、必要に応じてそれをkg(t)に変換します。
変換の際には「換算係数」というものが用いられます。㎥からkg(t)に変換するために使われるものです。詳しい参考値はこちらのサイトをご参照下さい。
参考URL:大阪府豊中市の換算係数

産業廃棄物の費用にかかる単価は?

一口に「産業廃棄物」といっても、種類は20種類もあり、それぞれに形状や性質、廃棄方法が異なります。そのため、料金単価も変わってきます。
以下に例として東京都でのそれぞれの相場価格を記載しておきますが、あくまで目安です。処理の費用は業者によって大きく異なりますので、必ず直接ご相談下さい。
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品目 相場価格(㎥) 備考
軽量混合廃棄物 1万3000円程度 ガラ・がれきが混ざっていないもの
廃プラスチック系混合廃棄物 1万6000円程度 塩ビ系の廃棄物の割合が多い場合
ガラ混合廃棄物 3万円程度 木くずや紙などにガラ・タイル類が混ざっている場合 ​
ボード混合廃棄物 3万円程度 木くずや紙などにボードが混ざっている場合
木くず 1万3000円程度 他の廃棄物と混載等
石膏ボード 3万円程度 リサイクル不可能なもの
レンガ・色瓦 2万5000円程度 耐火レンガを除く(アスベストを含有せず、さらに証明書が必要)
サイディング 3万円程度 アスベストを含有せず、さらに証明書が必要
タイルカーペット 1万6000円程度
タイル 2万5000円程度
がれき類・ガラス陶磁器くず 2万5000円程度
蛍光灯 360円/本程度

産業廃棄物の処理費用を抑える6つのポイント

ここまで、各産業廃棄物の相場価格についてご紹介してきました。ただし、あくまでも「相場」ですので、ここから手を加えることで、さらに価格を抑えることは可能です。
どのような手段があるのか、6つのポイントに分けて詳しくご紹介いたします。

1.産業廃棄物をあらかじめ分別しておく

産業廃棄物を全てまとめてコンテナに保管しておくと、処分費用は上がります。というのも、混ざっている状態の産業廃棄物の場合は「混ざっている産業廃棄物の中で最も高い項目」を基本として金額を算出するためです。
産業廃棄物はあらかじめしっかりと分類した後保管しておくだけで、費用はグッと下がります。しかし、人手や時間などを考えると、なかなかそうもいかない…という企業様も多いでしょう。
その場合は、最低限「リサイクル可能なもの」だけでも分類しておくことをお勧めします。金属くずや古紙は、状態によっては「有価物」として買い取ってもらえることもあります。費用と買取のバランスで結果的にコストが削れますので、確実に分類して保管しておきましょう。

2.廃棄物をできるだけ水に濡らさない

廃棄物は処分するもののため、扱いが雑になってしまいがちです。しかし、廃棄物は水分を含むと量や体積が大きくなる、性質が変わる等して、処分費用が上がってしまうものもあります。
保管場所が確保できず、屋外に置いておく場合もあると思いますが、できるだけ濡れないように注意して保管することも大切です。
特に「石膏ボード」は、水に濡れるとリサイクルができなくなってしまう場合があり、処分費用がさらに高くなってしまいます。注意して保管するようにして下さい。

3.工場の設備を見直してみる

工場ではたくさんの産業廃棄物が発生しますが、生産過程で排出される産業廃棄物の量は、実は機械の性能や質によって大きく変動することがあります。
廃棄物を減らす「3つのR」として「リデュース(Reduce)」「リユース(Reuse)」「リサイクル(Recycle)」がよくあげられますが、この中で最も効果の高い方法は「発生する廃棄物の量を減らす(リデュース)」ことです。
あまりにも古い設備をそのまま使っていると、総じてコストが大きくかかってきてしまうことがあります。産業廃棄物の処理コストと共に、工場の設備を見直してみるのもお勧めの方法です。

4.相見積もりを取る

産業廃棄物処理の費用は業者ごとに異なります。価格の比較は難しく、1社だけで見積もりを取ってしまうと、それが相場通りになっているのかわからなくなってしまいます。
そこでお勧めしたいのが「相見積もり」です。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討を行います。
というのも、産業廃棄物処理業者には「得手不得手」があります。ある業者は排水処理に優れていても、プラスチックやパレットの受け入れを得意としているとは限りません。この場合、排水処理の価格は安く、プラスチックやパレットの処理は高くなります。
上記のような状況を考慮し、それぞれ業者で得意としている処理を任せることにより、コストは最小限に抑えられます。初手は面倒に感じるかもしれませんが、やってみる価値はあります。

5.廃棄物処理業者の見直しをする

近畿エコロサービスでは「産業廃棄物処理の見直し」をお勧めしています。この見直しを行うことによって、費用を大幅に抑えることも可能になるのです。
多くのお客様が、以下のような理由で見直しをためらってしまう、または先送りをしてしまっています。

※昔から取引をしている業者なので、見直しをしてもらうのは気が引ける
※今まで見直したことがないので、見直しは時間がかかって面倒
※見直したいが、他の業者を知らない
※産業廃棄物の法令に抵触しているかもしれないので、他の業者に任せるのは怖い

しかし、見直しをしないとコスト削減はなかなか実現しません。取引をしている廃棄物処理業者にも適切な要求ができず、長い間お悩みを抱えてしまうお客様も多くいらっしゃいます。
弊社では、日々数多くの現場で産業廃棄物の収集・運搬・処理を行っている「廃棄物のプロ」です。この知識や経験を生かして、産業廃棄物処理に対する改善のご提案やリサイクル関連、法令関連のアドバイスも行っております。
お悩みの際はぜひ近畿エコロサービスにご相談下さい。

6.廃棄物を直接処分場へ持ち込む「持ち込み処分」にする

産業廃棄物を自己搬入することで、処分費用が安く抑えられます。通常、産業廃棄物は収集や運搬を業者に依頼する必要があるため、車両費や人件費が余計にかかってしまいます。それらの費用を含んだ処理料金になるため、割高になってしまうのです。
しかし、産業廃棄物を自己搬入することにより運搬コストがカットでき、純粋な「処分にかかる費用」だけの負担で産業廃棄物を処理することができます。弊社でも、産業廃棄物のお持ち込みをお勧めしておりますので、ぜひご検討下さい。
大阪の産業廃棄物処理は持ち込み処分がオススメ!業者の選び方や注意点も解説!

「安さ」だけで選ぶのはNG!産業廃棄物業者の選び方

ここまで、産業廃棄物処理の費用についてご説明しました。
安く処分できるに越したことはありませんが、安さだけで業者を選ぶとトラブルに発展することもあります。

ここからは適切な業者を選ぶためのポイントについてご紹介します。

1.地方自治体から「産業廃棄物処分業許可」を受けているか

産業廃棄物を運搬・処分するには「産業廃棄物収集運搬業及び処分業」の許可を自治体から受けていなければなりません。「一般廃棄物処理業」や「古物業の許可」では代用できません。
また、許可を受けていない業者に依頼した際には業者だけではなく依頼した排出側にも責任が問われ、罰則の対象となるため注意が必要です。

2.料金設定は適切か

料金設定があまりにも安過ぎる、または無料をうたう業者は「怪しい」と踏んでおきましょう。様々な業者の相場を相見積もり等でチェックし、比較してみると飛び抜けた安さがわかるはずです。
また、見積書の総額だけではなく、産業廃棄物ごとの単価や運搬料金、積み込み費用等が内訳に書かれているかどうかもチェックしましょう。
産業廃棄物の収集は廃棄物の状況等から総合的に判断して運搬費用を決めます。現場の状況を把握せずに安価な見積もりを出す業者は、後から追加料金を次々と上乗せしてくることがありますので注意しましょう。

3.会社の経歴や情報の信頼性を精査する

違法業者はトラブルが多いため、経営を長く続けることはそもそも不可能です。そのため、会社の歴史や経歴をチェックすることで、違法業者かどうかを簡単に見分けられます。会社を長く経営するためには客様からの信頼が必要不可欠であり、信頼の証拠ともいえるからです。
また、産業廃棄物の回収は各地方自治体で許可を受けた地域でのみに限られます。業者の所在と、対応している地域をしっかり確認し、適切な方法で収集を依頼することも大切です。

安さだけで選ばず「適切な」業者に依頼しよう

あまりにも安い価格で仕事をしている業者には「裏」がある可能性があります。そのような会社を選んでしまうと、業者だけではなく「選んだ側」にも責任が問われるため、十分注意しなくてはなりません。

弊社近畿エコロサービスでは、数多くの事業系産業廃棄物の収集・運搬・処理を行っています。自社で処分工場を保有しているため、一貫した処理が可能となり、費用も安価となります。
常にコストの削減に取り組み、適正な低料金で産業廃棄物の処理を可能としているのが弊社の大きな「強み」です。

法にのっとった適切な対応と処分、そして適正な価格で多くのお客様から信頼と好評をいただいております。
産業廃棄物の処分でお困りの方、またご相談したい場合には、ぜひ近畿エコロサービスまでご相談下さいませ。
産業廃棄物のことならぜひ、近畿エコロサービスにご連絡下さい!